このゲームの魅力を一言で説明するのは、とても難しい。 主観視点でダンジョンを探索するロールプレイングゲームであるが、 キャラクターは、普通に冒険を続けて行くと、 現実と同じように、徐々に年を取っていく。 ダンジョンで致命傷となるような重傷を負…

母の所に、新之助に宛てたハガキが届いた。 同じシーズーを飼う、母の友人からのハガキだった。 同じといっても向こうは本物の犬、 その８歳になるというシーズーの写真が 絵はがきになっていた。 新之助にそっくりだと言うだけあって、 背中のぶちの色と形…

今から10年以上前、家族旅行のお土産にと、 母に、惚け封じのお守りを贈ったことがあった。 怒られるかと思ったら、 母は、大喜びで、今も大切に持っている。 最近の母にとって、健康で、 惚けずに老後の生活を送ることは、 一番の関心事である。 数字のパズ…

楽器が無くてもニンテンドーDSで気軽に合奏を楽しめるこのソフト。 インターネット投票で、追加曲データの曲目が決まった。 私も、５曲ほどリクエストさせていただいたが、 予想通り１曲も採用されなかった。 さらばシベリア鉄道も、路地裏の少年も・・・。 …

私がnintendogsでの毎日の散歩の大変さに ドッグホテルを利用するようになってから数週間経つが、 １匹飼いにして良かったと思えることがある。 それは、起動時、画面に飛びついてくる子犬を、 思う存分に撫でてあげられることだ。 ３匹いると、１匹を撫でて…

母に無添加フードをあげるために、 本当に久々に、母とすれ違い通信をした。 今回は、２台のDSを並べて、 母に、両方が見えるようにして通信してみた。 母のDSからは、パンプスをくわえた新之助が、 私のDSからは、無添加フードをくわえた柴犬のジロウが、 …

思い出と呼ぶには、まだあまりにも新しく、恥ずかしい話なのだが。 ”HOME LAND”は2005年、４月にインターネット専売で発売された。 6月末からは、普通にお店でも買えるようになったが、 私は、このゲームのβテストで、初めてのネットゲームを体験した。 製品…

：新之助が芸をしてくれなくなったの。 母は、最近よくこぼしている。 子犬の機嫌が悪い時は、 無添加フードをあげると良いらしいよと言うと、 ：そんなものを食べさせるだけで本当に 機嫌が良くなるのかねえ。 母は、半信半疑である。 ：でも、無添加フード…

母とテレビを見ていたら、愛知万博のニュースをやっていた。 ：思い出すわねぇ。 母が、意味ありげに笑った。 我が家では、万博というと必ず語られる思い出がある。 昔、母子だけで行った大阪万博での出来事である。 大阪万博の会場で、私が貧血を起こしたた…

1995年、春、スーパーファミコンで発売されたこのゲームに、私は夢中になった。 自分の思い通りのRPGが作れるという夢のようなソフトだった。 しかも、作った作品でコンテストが開催されていたため、 賞金に目がくらんだ私は、他のゲームには目もくれず、 ひ…

母が悩んでいる。 ：ドライフードと水、あんたはどっちを先にやる？ nintendogsでは、どちらも基本的な餌だ。 お腹が空いていたら、ドライフード、 のどが渇いていたら、水をやる。 しかし、ほとんどの場合、子犬は、 お腹を空かせている時はのども乾いてい…

母は、新之助とよく喧嘩をする。 新之助が母の思い通りにならないことが原因だ。 しかし、喧嘩というのは母の一方的な考えで、 新之助の方は、母が怒って閉じたDSの蓋の下で、 ずっと母を待ち続けている。 母もそれが解っているので、 しばらくすると、また…

：誰かが来ましたって言われたのに 誰も来ないのよ。 nintendogsをやっていて、いつもと違うメッセージがでると、 母は、不思議そうに私に質問する。 nintendogsでは、子犬の世話をしたり可愛がったり 大会に参加したりすることで、 飼い主にポイントが与え…

今から２０年前。 ファミコンが、今のゲーム機のようにビデオ入力でなかった時代。 テレビの後ろのアンテナを繋ぐところに接続して、 ２チャンネルでゲームを映して遊んでいた頃。 集合住宅に住み、共同アンテナを使っていた我が家では、 ゲームをするために…

母は、数年前から数字のパズルをやっている。 新聞に載っていたのをやったのがきっかけだった。 数独とかナンバープレースとか呼ばれているもので、 ９×９の升目に１～９までの数字を 決められたルールに従って入れていくパズルである。 母と私で、毎月１冊…

：あの言葉の問題の上とか下を選ぶやつが 全然できないのよねぇ。 母は、私が貸したゲーム”やわらかあたま塾”を 新之助が寝た後に、少しずつやっているらしい。 ：夜やったら３級になったから。 と言うのが理由らしい。 母の最高記録は、３級である。 ：先生…

駅のすれ違い中継所のお休み期間で、 すれ違いが減ってしまう事を心配していたら、 こんな楽しい企画が始まりました。 これをきっかけに、今まですれ違いが少なかった地域の方にも すれ違いの楽しさを体験していただけると嬉しいですね。 詳細はこちらで。 h…

：いけないなあと思っても、意地を張ってしまう時ってあるわよね。 ある時、母がしみじみと言った。 テレビでは、ある事件のニュースが流れていたのだが、 その原因が、意地の張り合いだったというのだ。 ：新之助とお散歩をする時に、 リードの引っ張り合い…

1986年冬、私は、今は伝説となっているこのゲームを遊んだ。 このゲームには、 それまでに私が遊んだ26本のゲームでの経験や知識は、 ほとんど役に立たなかった。 ゲームの中に出てくる主人公の自宅というのは、 回復が出来る場所であることが多い。 しかし…

昨日の続き。 私の子犬たちと遊び始めてからも、 棚の上のもう一台のDSをちらちらと窺う３歳の曾孫。 画面の中では、鼻先をいじられた私の子犬が くしゃみを連発していた。 ：もう、ばれてるわよ。 姉が、母にささやいていた。 母は、意を決したように、棚の…

最近、母の所に行っても新之助の様子を見ることが出来ない。 母の３歳になる曾孫が、風邪で保育園を休み、 母の家に遊びに来ているからだ。 母は、まだ、新之助のことを曾孫には見せていない。 以前、私の子犬が、彼によって芸を忘れさせられた為、 自分の犬…

1981年、アーケードゲームとして世に出たこのゲームに 私が出会ったのは、大学を卒業して社会人になってからだった。 仕事場で、色々と凹むことがあった時、 同僚の女の子が仕事帰りにゲームセンターに誘ってくれた。 インベーダーブームは、とうの昔に去り…

：これが出来たら百万円あげる！ と言うのが、母の口癖である。 勿論払うつもりはない。 母にとって、不可能に思えることの比喩なのだ。 しかし、その不可能のハードルは、結構低い。 おかげで母は、私に３億７千万の借りが出来てしまった。 最初の百万円は…

母は、お笑い番組が好きだ。 毎朝、赤鉛筆を片手に、新聞のテレビ欄を見て、 その日に放送されるお笑い番組をチェックする。 お笑い番組と言っても、演芸会や 芸人さんが自身の持ちネタを披露する物しか見ない。 チェックした番組を予約録画して楽しんでいる…

このディープダンジョンシリーズが初めて発売されたのは、 1986年、ファミコンのディスクシステムだった。 翌年には、２が、ディスクシステムで、 更にその翌年には、３が、ファミコンのカセットで発売された。 遊園地の巨大迷路を彷彿とさせる、主観視点の…

母の知り合いに本物のシーズーを飼っている人がいる。 その事を知らなかった母が、 その人に新之助を見せて自慢した時に初めてわかった事だ。 ：うわ～可愛い！うちの子とそっくりだわ！ その人が飼っているシーズーも新之助と同じ毛色なのだそうだ。 二人は…

少し前のことだ。 母が、例によって、のどが渇いていない新之助にミルクをやった。 案の定、新之助はたいして飲まない。 器になみなみと残されているミルクを勿体ないと思った母は、 ：散歩に行けばのどが渇くはずよね。 と、ミルクの器を部屋に出したまま散…

ついに３匹の子犬の面倒を見きれなくなり、 ここ１週間ほど、ホテルを使ってローテーションしながら、 １匹ずつゆったりと世話をしています。 本日は、中継所にて、 うちの子犬と瓜二つの柴犬をお迎えしました。 名前も、たろう と ジロウ で、 まるで、南極…

このブログは、ゲーム好きの私が、自分の母親にニンテンドーDSという携帯ゲーム機と nintendogsという子犬を飼うゲームを贈ったことが、きっかけで始まりました。 ”nintendogs日記（母の日記）”は ７５歳の母にとって初めて手にするゲームとの出会いを 娘の…

母は、３歳の曾孫にnintendogsで子犬を飼っていることを内緒にしている。 曾孫にDS本体を発見された時も、 ：これは、おばちゃんのだ。 と言って、乗り切ってきた。 しかし、先日、曾孫が遊びに来た時のこと。 保育園で覚えてきたでんぐりがえしを見せようと…