ゲームの思い出・たけしの挑戦状

1986年冬、私は、今は伝説となっているこのゲームを遊んだ。

このゲームには、
それまでに私が遊んだ26本のゲームでの経験や知識は、
ほとんど役に立たなかった。

ゲームの中に出てくる主人公の自宅というのは、
回復が出来る場所であることが多い。
しかし、そのつもりで自宅へ帰ったら、
いきなり自分の奥さんに攻撃され、死にかかった。
何か選択肢を間違えたのかも知れない。
そう思い再度自宅へ入ったら・・・葬式の画面になった。
何が何だか解らず、攻略本を買った。

その内容たるや、驚くべき物だった。
宝の地図を手に入れるために、
２コントローラーのマイクでカラオケを歌ったり、
日光写真と称して、ゲームを１時間放置したりしろというのだ。
攻略のために一応その通りにしたのだが、
結局、後半のシューティングで、
敵の攻撃に耐えられず、クリアを断念した。

後日、このゲームの攻略本がもう１冊発売された。
私が買った攻略本自体が、どうも、ネタのひとつだったようだ。