おばあちゃんのnintendogs日記

ヤフーブログから引っ越してきました。

ゲームの思い出・RPGツクールSUPER DANTE

1995年、春、スーパーファミコンで発売されたこのゲームに、私は夢中になった。
自分の思い通りのRPGが作れるという夢のようなソフトだった。
しかも、作った作品でコンテストが開催されていたため、
賞金に目がくらんだ私は、他のゲームには目もくれず、
ひたすら、ゲーム制作に熱中していた。

私が作っていたのは、
魔王にさらわれたお姫様が、魔王城から自力脱出し、
助けに来た勇者とすれ違いを繰り返しつつ
ついに、魔王側に寝返った勇者もろとも魔王を倒すという話。

嫌がる夫にお小遣いアップを条件にテストプレイさせたり、
遊びに来た甥にむりやりやらせたりと、
当時、周囲には、随分迷惑をかけた。

イベントの度に町中の人間のセリフを変えていたりしたために、
終盤で、メモリーが足りなくなって、
結局、ほとんどをカットする羽目になってしまった。
一応出来上がったものの、全く満足いくものではなかった。

モリーに制限がないパソコン版(DOS)を買ってきて作り直そうとしたが、
スーパーファミコン版の使いやすさを改めて実感させられた。

現在のロムには、私が制作を諦めた頃、遊びに来た甥が作ったゲームが入っている。
それは、主人公の家の中に2個の宝箱があり、一方には大金が、
もう一方にはラスボスの魔王が入っているゲームであった。