おばあちゃんのnintendogs日記

ヤフーブログから引っ越してきました。

ゲームの思い出・ダービースタリオン

このゲームに初めて出合ったのは、1992年6月。
最初のファミコン版が発売されてから、半年後のことだった。
それまで、競馬のことは全くと言っていいほど知らなかったが、
このゲームには、すぐに夢中になった。

ゲームを始めると、まずプレイヤーには、
繁殖用の牝馬1頭といくらかのお金が与えられる。
その牝馬に仔馬を生ませて競走馬に育てるのであるが、
最初の牝馬を売ってしまって
いきなり2歳馬を買って育てたり、
牧場の経営資金をレースに注ぎ込むことも出来たりと、
自由度は高かった。

私は、最初の牝馬に、いかに強い仔馬を生ませるかに熱心だった。
攻略本を何冊も買い、それだけでは飽き足らず、
独自の攻略ファイルを作って1頭1頭の戦績を書き込み、
仕舞いには、ゲームをやる時間よりも
資料を読んでいる時間の方が長くなってしまった。
何故そこまでしたのかというと、
このゲームの馬たちが、プレイヤーのちょっとしたミスで
簡単に死んでしまうからである。
不慮の事故もあったが、あそこでこうしていればと、
馬の姿が消えた夕映えの厩舎の映像を見ながら、
後悔の念にさいなまれたことは、数知れない。

私が、このシリーズを遊んだのはスーパーファミコン版までである。
後に、プレイステーションで発売になった続編では、
愛馬の墓が建つようになったと聞いたが、
牧場の脇に建つ無数の墓標を想像してしまって、
手が出せずに終わった。