クリスマスプレゼント
子供のころは、毎年、家でクリスマスパーティーをしていた。
姉妹3人で人形劇をして両親に見せたり、
プレゼント交換をしたり、ケーキを食べたりした。
私が小さいころは、姉二人が、
主に私に見せるために影絵や人形劇を見せてくれていたのだが、
私が小学校に上がったころから、
見るよりも準備をしたり演じたりする方に興味が出てきて、
姉二人が、私に秘密に準備をするのが困難になり、
「じゃあ、三人でやろう」
ということになったのだった。
ただ、私が加わったことで、
人形劇のクオリティーは落ちた。
それまでの出し物は、姉が作った美麗な影絵劇やペープサートだった。
姉は一計を案じ、私が作ったネズミのぬいぐるみに糸をつけて操り人形にし、
買ってもらったばかりのオープンリールのテープレコーダーで、
色々な音の回転数を変えながら、効果音を作った。
その年の出し物は、ネズミのぬいぐるみが巻き起こすドタバタコメディーになった。
私にとって、貰ったプレゼントよりも嬉しい宝物の時間だった。
姉妹3人で人形劇をして両親に見せたり、
プレゼント交換をしたり、ケーキを食べたりした。
私が小さいころは、姉二人が、
主に私に見せるために影絵や人形劇を見せてくれていたのだが、
私が小学校に上がったころから、
見るよりも準備をしたり演じたりする方に興味が出てきて、
姉二人が、私に秘密に準備をするのが困難になり、
「じゃあ、三人でやろう」
ということになったのだった。
ただ、私が加わったことで、
人形劇のクオリティーは落ちた。
それまでの出し物は、姉が作った美麗な影絵劇やペープサートだった。
姉は一計を案じ、私が作ったネズミのぬいぐるみに糸をつけて操り人形にし、
買ってもらったばかりのオープンリールのテープレコーダーで、
色々な音の回転数を変えながら、効果音を作った。
その年の出し物は、ネズミのぬいぐるみが巻き起こすドタバタコメディーになった。
私にとって、貰ったプレゼントよりも嬉しい宝物の時間だった。