おばあちゃんのnintendogs日記

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いろづきチンクルの恋のバルーントリップ

今月上旬に発売されたニンテンドーDS新作ソフト、
いろづきチンクルの恋のバルーントリップ」を遊んでみた。
タッチペンのみで遊べるアクションアドベンチャーゲームである。

前作「もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド」が、
見た目の印象とは違った、しっかりしたつくりのRPGだったように、
今回の作品も、パッケージの雰囲気とは一味違う、
実は手堅いつくりのアドベンチャーゲームである。
本筋から離れたところにも、数々の謎が散りばめられていて、
このジャンルのゲームが好きな人間なら、
たぶん文句なしに楽しめる内容だと思う。
背景に隠されたメッセージを
タッチペンでつついて探すだけでも、
その作りこみの細かさに感心してしまう。

パッケージのキャラクターが気持ち悪い、
というだけの理由で敬遠しているとしたら、
実に勿体無い話だと思う。

このゲームの特色であるヒロインたちへの「ラブプッシュ」も、
単に好みを探ってプレゼントを渡すだけかと思いきや、
パズルのマスターマインドのようなシステムで、
アイテムのジャンルや雰囲気を表すキーワードを
パズルを解く要領で効率よく探り当てるゲームになっている。

おそらくかなりの数があると思われるマルチエンディングの中で、
たぶん一番がっかりなエンディングを迎えた私のチンクルは、
まだ、このゲームの世界で遊びたそうにしている。
私も、他のゲームのパロディー探しやら、
隠されたどうでもいい謎解きを楽しみたいので、
もう少しこのゲームと付き合おうと思っている。