母の日記・我関せず
母の所に、母の姉、つまり私の伯母から、
突然電話がかかってきた。
:お金のしまい場所がわからなくなった。
と言うのだ。
このごろ伯母は、通帳や現金を
いろいろな場所に隠しては、
自分でもその場所を忘れてしまうのだ。
そうして母に電話をかけてきては、
:あんたが私の面倒をちゃんと見ないせいだ。
と、文句を言うらしい。
大変なことだなと思っていたら、
母は、けろりとして、
:少しぐらいなくなってもまだあるからいいじゃないの。
と、全くとりあわないのだった。
突然電話がかかってきた。
:お金のしまい場所がわからなくなった。
と言うのだ。
このごろ伯母は、通帳や現金を
いろいろな場所に隠しては、
自分でもその場所を忘れてしまうのだ。
そうして母に電話をかけてきては、
:あんたが私の面倒をちゃんと見ないせいだ。
と、文句を言うらしい。
大変なことだなと思っていたら、
母は、けろりとして、
:少しぐらいなくなってもまだあるからいいじゃないの。
と、全くとりあわないのだった。