ゲームの思い出・かまいたちの夜
1994年、このゲームは、スーパーファミコンで
チュンソフトのサウンドノベルシリーズ第2弾として発売された。
私は、怖い話が苦手である。
だから、シリーズ第1弾の弟切草は、遊ぶことが出来なかった。
しかし、いくら怖くても、殺人事件とか探偵物となれば、話は別である。
推理小説は、子供の頃から大好きだった。
このゲームには、たくさんの分岐シナリオが用意されている。
中には、背筋の凍るような話もあったが、
大部分は、怖がりの私でも楽しんで遊ぶことが出来た。
中でも一番好きなのは、”鎌井達の夜”である。
もう、ほとんどの話を遊び尽くした頃、
夫が会社から電話してきた。
同じ会社の人がこのゲームの攻略に行き詰まっているので
教えて欲しいということだった。
電話口で待っていると、電話を代わった会社の人は、
開口一番に、こう言ったのだった。
:あの、犯人の名前は言わないでくださいね!
行き詰まっていても、自分で解きたいという熱意が伝わってきて、
なぜだかすごく嬉しかったのを覚えている。
チュンソフトのサウンドノベルシリーズ第2弾として発売された。
私は、怖い話が苦手である。
だから、シリーズ第1弾の弟切草は、遊ぶことが出来なかった。
しかし、いくら怖くても、殺人事件とか探偵物となれば、話は別である。
推理小説は、子供の頃から大好きだった。
このゲームには、たくさんの分岐シナリオが用意されている。
中には、背筋の凍るような話もあったが、
大部分は、怖がりの私でも楽しんで遊ぶことが出来た。
中でも一番好きなのは、”鎌井達の夜”である。
もう、ほとんどの話を遊び尽くした頃、
夫が会社から電話してきた。
同じ会社の人がこのゲームの攻略に行き詰まっているので
教えて欲しいということだった。
電話口で待っていると、電話を代わった会社の人は、
開口一番に、こう言ったのだった。
:あの、犯人の名前は言わないでくださいね!
行き詰まっていても、自分で解きたいという熱意が伝わってきて、
なぜだかすごく嬉しかったのを覚えている。