おばあちゃんのnintendogs日記

ヤフーブログから引っ越してきました。

小さな王様と約束の国

先月末からWiiでダウンロード販売が始まったWiiウェアのソフト、
小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジークリスタルクロニクル」を遊んでみた。

ゲームキューブ版「ファイナルファンタジークリスタルクロニクル」の
後の世界が舞台となっているが、
単独で遊んでも充分に楽しめるように作られている。
プレイヤーは、お城以外には何も無い小さな王国に、
クリスタルの力を借りて街づくりをする。
家を建て、店を建て、冒険者を雇い、
おふれを出して周辺の地域を探索させ、
そこから得られる精霊力で、更に国を栄えさせていく。

遊ぶ前は、国づくりシミュレーションと思っていたが、
実際に遊んでみると、少し印象が違った。
国の実際の運営は、大臣によってきちんと管理されているようで、
建築したり武器や魔法の開発に援助をするのは、
あくまでも王様のポケットマネーの範囲なので、
どんなに無茶な使い方をしても、
国が破綻することはない。
精霊力やお金を使い果たしても、
しばらくすれば、冒険者や国民が、ちゃんと補充してくれる。
建物を作る場所を間違えたと思っても、
ゲームが進めば、一時撤去して再配置も可能である。
消費した精霊力も、撤去すれば翌日には回復する親切設計である。

王様は、ダンジョンに出かけることはできないが、
毎朝の報告書で1人1人の冒険者の行動を読むことができる。
モンスターとの戦闘も、望めば1ターンごとの行動まで知ることができる。
得意げな冒険者のコメント付きで。
冒険者の性格も様々で、
まだレベル1なのに、ダンジョンのボス戦に志願してくる者がいるかと思えば、
もう充分強いのに、いつまでも新兵訓練用のダンジョンに通い続ける者もいる。
たまに貰える特殊メダルで性格を変えることも可能だが、
難易度が低く設定されている1周目なら、
そのまま遊んでいてもクリアに差し支えは無い。

また、王様の仕事として、様々なおふれを出すことができるのだが、
1国民が失くした「はずかしい日記」を探すために、
たくさんの冒険者が町中を走り回っている姿には、ちょっと笑えた。

このゲームは、クリア後にハードとベリーハードという、
二つの難易度が追加される。
1部の建物は2周目にならないと建てられないし、
それ以外にも、追加データを購入して、初めて建てられる物も存在する。
1周目を遊んでみて楽しかったので、追加データも購入したが、
足元を見られているようでちょっと悔しい。