おばあちゃんのnintendogs日記

ヤフーブログから引っ越してきました。

ドラゴンの島

「ドラゴンの島」は、ニンテンドースイッチで、ダウンロードして遊ぶことが出来るゲームです。

フィールドも人物も全てカードで表現されているので、まるでカードゲームのような見た目ですが、中身は馴染みのあるロールプレイングゲームでした。町で情報を集めて、ダンジョンを探索して、宝を手に入れたり、謎を解いたりして、世界の真実に迫っていく物語。テーブルトークロールプレイングというファミコン以前からあった遊びを下敷きにしていることを思えば納得がいきます。戦闘でも成否にサイコロを使ったり、使う技のコストを宝石の数で管理したりするところにもこだわりを感じます。よく見るとカードが置かれているのが机の上だったり、戦闘になるとカードの上に専用の木製のボードがどんと置かれたりするのも。おそらく、ゲームマスターと称するこのゲームのナレーターがやって下さっているのだと想像してしまいます。ゲームマスターは、終始冷静に冒険を見守って下さっているようですが、義憤に駆られたのか、ある戦闘前に「やっちまいましょう」と言われたような気がしました。

この物語、エンディングが一つではないので、全てを見るには周回する必要があるけれど、レベルと装備を引き継いで冒険できる上に、二周目からは、イベント以外の戦闘を回避できるアイテムももらえるといういたれりつくせりです。

マルチエンディングも気になるのですが、まだ明らかになっていないカードの裏面を読むことも、楽しみのひとつです。道中に出会った人たちは、カードとしてコレクションされるのですが、何らかの条件を満たすことで、それぞれのカードの裏面を読むことが出来るようになります。中には、見てはいけなかったのかなと思われるものもあったりしますが。

フィールドやダンジョンでは、立っている場所の周辺以外は、カードが伏せられていて、移動することでカードが開いて道や野原やダンジョンの壁が現れて行きます。行き止まりだと思った先に宝箱を見つけたり、抜け道が見つかったり、カードを開くのが楽しくなります。一回クリアしたばかりですが、二回目では、全部のカードをめくって歩こうと決めております。