おばあちゃんのnintendogs日記

ヤフーブログから引っ越してきました。

ダンジョンエンカウンターズ

早期購入20%OFFのキャンペーンに見事につられて、スイッチ版を発売日に購入しました。

ダンジョンといえばウィザードリィのような3D迷路を彷徨うという印象が強かったために、最初からマップが見えている見降ろし方のダンジョンで床を塗って歩くだけということに相当の違和感があったのですが、ダンジョンに深く潜るにつれ、これはこの表現が最適だったのだと思うようになりました。モンスターとのバトルを示す黒い文字も、エンカウントする前に敵の特徴を把握して、必要なら武器を持ち替えたり、戦いそのものを回避したりすることが重要なこのゲームでは、実に合理的な表現方法だとわかりました。

ゲームを始めると、既に登録されているキャラクターの中から4人を選んでパーティーを組むのですが、初期に選べるのは6人ほどで、選んだパーティーがダンジョンの中で全滅してしまうと、残りのメンバーで全滅した場所まで行って救助しないといけません。時間をかけても、その場でずっと留まっていてくれるのは、捜索が遅れるとロストしてしまったりするウィザードリィなどに比べて、かなり良心的に作られていると感じます。ただ、救助隊も全滅してしまうとゲームオーバーになってしまうあたりは、なかなか厳しいといえます。少し探せばスタート地点近くに他の冒険者もいるので、見つけたらスタート地点に誘導していざという時に備えておくのが良いと思います。

現在、地下33階を探索中ですが、既に2回、全滅を体験しました。その中で、救助隊の方が強くなってしまい、初期のパーティーは、今や、救助隊としてスタート地点で待機しています。ダンジョンの中で見つけた仲間も含めて、救助隊は現在、3部隊編制できるくらい増えました。探索部隊が遭難するのを待っている感じです。

あと、特筆すべきは、このダンジョンには傷薬が存在しないらしいことです。戦闘が始まると、物理防御と魔法防御の数値が敵味方双方に表示され、お互いにその数字を削りあう事になります。魔法攻撃なら魔法防御が、物理攻撃なら物理防御が削られ、0になるといよいよHPが削られてしまいます。高レベルのゾンビなどは、それぞれの防御力は数千を超えるのに、HPは1しかありません。そういう時は、予めエンカウントする前に武器を外しておいて素手で殴ります。素手の攻撃は、いかなる防御も関係なくHPそのものを1減らすことができるのです。

戦いの中で防御の値を0にされても、戦闘が終了したら元の値まで即座に修復されますが、HPは削られるとそのままなので、戦闘中にHP回復のアビリティーを使って回復するか、戦闘終了後に歩いて回復所まで行く必要があります。傷薬が存在しない辛さを痛感します。

また、石化された仲間は、パーティーから外さない限り、そこから一歩も動けなくなるという、考えてみれば納得の仕様もあります。石化した仲間は、特定の場所にある石化回復ビームを出してくれる施設(だと勝手に思っている)に赴いて石化した仲間がいる座標を打ち込むと回復し、再びそこに迎えに行けば復活できます。

石像になった仲間をダンジョンに残して立ち去るのは、ありそうでなかった体験で、とても後ろ髪を引かれる思いでした。

その後、更に深い場所で石化回避のアビリティーを見つけ、すぐに有効に設定したことは、言うまでもありません。