高速カードバトル カードヒーロー

ニンテンドーＤＳソフトとして、
７年ぶりに生まれ変わった「カードヒーロー」を買った。

ゲームの中でも、「カードヒーロー」は、
７年前に発売されて、僅かな人々に愛され、
ひっそりと遊び続けられていたという設定なのが嬉しい。
登場するかつてのライバルたちも、
ちゃんと７年分年を取っている。
カードバトルは、相変わらず熱く、
プロクラスでは、相変わらず対戦時間が長かったが、
今回は、スピードバトルという新要素があるので、
少しだけ遊びたい時には、便利だ。

スピードバトルは、
簡易版カードヒーローかと思ったが、
モンスターの待機時間が無かったり、
毎ターンごとのストーンの補給が無かったり、
魔法カードを常に手札として持ち、
好きな時に使えたりと、
他のクラスとは、また一味違っている。
プロクラスでは使いにくいモンスターも、
スピードバトルでは大活躍できたりするのも嬉しい。
何より１回のバトルが短時間で終わるので、
Ｗｉ－Ｆｉ通信を使った対戦には、
むしろこちらの方が向いていると思えた。

Ｗｉ－Ｆｉ対戦は、１年前ポケットモンスターで遊んで以来だったが、
レア度の高いカードがデッキに入っているかいないかで、対戦相手を選べるし、
持ち時間１分半をオーバーしてしまったり、
何らかの理由で相手が回線落ちしてしまっても、
ＣＰＵが代わりにバトルを続けてくれるので、
非常に快適に遊べた。
しかも、対戦相手のデッキが、
「もらったデッキ」として記録されていくので、
通信後、相手のデッキを確認したり、
シミュレーターでバトルすることができる。
気に入ったデッキには保護をかけて、
上書きされないようにもできる親切設計だ。

ＤＳで蘇った「カードヒーロー」を
今度こそ１人でも多くの人に楽しんでもらえたらと思う。