おばあちゃんのnintendogs日記

ヤフーブログから引っ越してきました。

ゲームの思い出・レリクス

私がこのゲームを買ったのは、1987年4月。
ファミコンディスクシステムのゲームだったが、
他のソフトとは違い、黒っぽい缶に収められて売られていた。
そのせいで、いやが上にも期待は高まった。
しかし、期待は無惨にも打ち砕かれ、
待っていたのは、ロード地獄だった。

このゲームは、何かというとすぐ、
ディスクを読み込みに行く。
画面にある階段を上り、
上の階にキャラクターの頭がかかると、

 おまちください

二階の画面が映り、向こうから敵が現れる。
敵の攻撃ではじき飛ばされて階段を踏み外し落下すると、

 おまちください

再び1階の画面になり、今度は足場からジャンプしてみる。
キャラクターの頭が天井を超えると、

 おまちください

また2階の画面になるが、キャラクターは、
床から頭だけ出して、再び落下してゆく。

 おまちください

1階の画面に、キャラクターが落ちてくる。
上へ行くのは諦めて横へ進もうとして、

 おまちください

このゲームの売りであったはずの、
倒した敵に乗り移って冒険することは、
とうとう出来なかった。
私が下手だったせいもあるが、
”おまちください”だけで、
ここまで強烈な印象を残したのは
このゲームだけである。