おばあちゃんのnintendogs日記

ヤフーブログから引っ越してきました。

ダンジョンメーカー 魔法のシャベルと小さな勇者

10月25日の発売日に買ったのだが、
同じ日に買った「宝島Z」をクリアし、
その後に買った「スーパーマリオギャラクシー」をクリアし、
ようやくこのゲームをちゃんと遊べる時間が出来た。

魔法のシャベルでダンジョンを掘り進み、
家具屋で売り出される様々な部屋をダンジョンに設置し、
そこに入り込んでくるモンスターを退治する
コマンド選択式のRPGである。
だが、普通のRPGと違って、
モンスターを倒しても経験値は入らない。
キャラクターのステータスは、
ダンジョンで倒したモンスターがたまに落とす食材で
モンスター料理を作って食べることで成長する。
ダンジョンを掘り、モンスターを倒し、
武具と食材とお金を手に入れ、
それでキャラクターを強化し、
新たな家具を購入して、またダンジョンを作る。
たまにイベントなども挿入されるが、
基本は地道な作業が続く。

各階に出現するボスを倒すと下の階に進むことができるのだが、
そのボスを攻略するための装備を
同じ階に出現する雑魚モンスターから集めたり、
役立つ魔法がちょうど手に入ったり、
最悪、ボスに返り討ちにあっても、
ほとんどペナルティー無しで復活できたりと、
ゲームとしての難易度はかなり低い。
中盤以降は、雑魚モンスターとの戦闘も、
必勝パターンが出来てしまって、退屈だった。
食材を得たいためだけに戦っているのに、
そういうときに限って、肉ではなく毛皮ばかり出ることにも
ちょっとイライラした。

しかし、気づけば、すでにスタッフロールを見たのに、
せっせとダンジョンを掘り続け、
ついにダンジョンの「底」に到達してしまった。
気になっていた家具の図鑑の空欄も全て埋まり、
せっせと掘り続けてきた作業にも、
ようやく区切りがついた。

買って来て初めて電源を入れたときは、
オープニングのイベントがはじまっても下画面が真っ暗で、
ゲームボーイアドバンスのソフトと間違えたかと思ったが、
その後も下画面を情報画面と割り切って、
タッチパネルでの操作を一切使わない仕様は、
遊びやすくて正解だったと思う。
特に、計画的にダンジョンを掘り進むのに、
下画面で全体マップが常に見られるのは便利だった。
家具は複数同時に買えるのに、
回復薬は1個ずつしか買えないとか、
料理を作る段階にならないとレシピが見られないなど、
若干不便な所が改善されれば、
更に快適に遊べると思った。

あと1つの心残りは、
DS通信でダンジョンを交換して遊ぶ「遺跡」があるのだが、
結局、遊ぶ機会が無かったことである。