おばあちゃんのnintendogs日記

ヤフーブログから引っ越してきました。

ゲームの思い出・星をみるひと

私が、このゲームと出会ったのは、発売からかなりの時間が経過した、
1989年3月のことであった。
中古ソフトも扱っていた近所の時計屋のショウウインドウの中に、
このゲームを見つけた時は、それは嬉しかったものだ。
発売時に買い逃し、もう購入を諦めていたからだ。
しかも、中古で800円という安さで、
私はすぐに購入を決めた。

当時は、インターネットの情報や、
発売後のゲームについての評価も、
現在のように知るすべは無かった。
雑誌の宣伝文句や、パッケージ裏の小さな画面写真ぐらいしか
その内容を窺い知る手がかりはなく、
ゲームを買う時は、博打をうっているような気分だった。

喜び勇んで買って帰ってきたこのゲームだが、
始めて十数分で投げ出すことになった。

ゲーム開始直後、プレイヤーはフィールド上に立っている。
とりあえずRPGの基本である最初の町を目指すことにするが、
周りには何も見えない。
数歩あるくと敵に遭遇するが、
それがとてつもなく強い。
あっという間にやられて、
ゲームオーバー画面になる。
数回それを繰り返したが、ついに諦めた。

実は、開始時、キャラクターに隣接するように、
目には見えない村が、存在しているということを知ったのは、
購入から17年が経過した昨年のことであった。