おばあちゃんのnintendogs日記

ヤフーブログから引っ越してきました。

Wii Fit

「この体重計、どこに数字が出るんだ?」

買ったばかりのバランスボードに乗ろうとした夫の第一声である。

12月1日に発売された、Wiiのソフト「Wii Fit」には、
専用コントローラーの「バランスボード」というのが同梱されている。
おかげで、パッケージの総重量は4キロある。
家に持ち帰るだけでも、結構な運動になる。

夫の言葉どおり、
このバランスボード、見た目は表示窓の無い体重計である。
だが、Wiiを起動し、ソフトを立ち上げると、
途端に、このボードがしゃべりだす。
もちろん音声はテレビから出ているのだが。
このボードは「ウィーボ」と呼んで貰いたいらしい。

「ウィーボ」の案内に従って、
家族全員の個人データを作る。
夫は、BMIが正常値に収まっているのを確認すると、
続くバランステストをやらずに寝てしまった。
バランステストをしないと終わらないようなので、
仕方なく代わりにボードに乗ると、

「先ほどと体重が違いますが・・・」

と、すかさず突っ込む「ウィーボ」。
しかし、空気を読んだのか、テストを続行してくれて、
登録が無事終了した。

息子にも、半ば強制的に個人データを作らせ、
グラフの画面に家族全員のMiiが並んだ。
1年前、我が家にWiiがやってきた時に作っておいた、家族のMiiが、
グラフの前に集合して、思い思いに色々な動きをしている様子は、
眺めているだけで心が和む気がした。

それにしても、昨年転んで骨折した私には、

「転びやすいのではないですか?」

と指摘し、
元々、歩き方に癖がある息子には、

「歩く時にはかかとだけでなくつま先にも・・・」

と歩き方の指導までして、
ほろ酔い気分でボードに乗った夫には、

「落ち着きが無いようですが・・・」

と言う「ウィーボ」の芸の細かさには感心した。

更に「Wii Fit」には、
筋トレ、ヨガ、有酸素運動、バランスゲームのメニューがあり、
レーニングした時間の分だけ、
運動貯金が貯まっていく仕組みになっている。
貯金が貯まると新しいトレーニングが増える「脳トレ」形式である。
最初から選べるものを一通りやってみたが、
バランスが崩れそうになると、すかさず、
「頑張って」と声をかけてくれるトレーナーや、
ジョギング中に沿道で応援してくれる、友人のMiiのおかげで、
ちょっと続けてみようという気分になった。