おばあちゃんのnintendogs日記

ヤフーブログから引っ越してきました。

暑中見舞い

高校時代の友人から暑中見舞いのハガキを貰った。
毎年、この時期になるときれいな絵ハガキを送ってくれる筆まめな友人である。
私の方は、近況を便箋2枚ほどに書いて返信する。
そういうやり取りが卒業以来続いている。

しかし、今年は、その返信に更に返事が来た。
ずっと役所勤めをしていたが、
春に退職して親の介護をしながら読書三昧の日々となり、
時間が出来たのだろう。

返事の手紙には、
私の文章を読んで、高校時代を思い出したと書かれてあった。
便箋2枚分に何を書いたのか思い出すまで少し時間がかかったが、
友人が、朝ドラを見て、くらもちふさこの漫画を懐かしんで、
現在のくらもちふさこの絵柄が昔と全然変わってしまったね
というようなことを書いてきたので、
自分もそう思うというようなことを書いた気がする。

それにしても、高校時代から文章が変わっていないと言われて、
かなり屈折していた高校時代の自分を思い出して、
複雑な気持ちになった。

どのくらい屈折していたかというと、
担任の教師が、私が送った年賀はがきのイノシシの絵が攻撃的すぎると、
親を学校に呼び出したくらい心配されていたらしい。
私としては、当時好きだった「カムイ伝」から、
主人公に向かって突進してくるイノシシを丸ペンで模写した渾身の一枚だったのだが、
伝わらなかったようである。

その友人には、よく、自分の描いた漫画を見てもらっていた。
もう年を取って白い紙に向かっても何も浮かんでこないというようなことも書いたので、
心配してくれたのかもしれない。