おばあちゃんのnintendogs日記

ヤフーブログから引っ越してきました。

エスカレーターのルール

寝不足で、ぼーっとした頭で、
駅のエスカレーターの真ん中に乗って、
はっと、気がついて端へ避けた。
急ぎ足で上っていった2~3人が、
すれ違いざまに睨み付けて行った。

急ぐ人のために片側をあけて、
エスカレータの端っこに乗らなきゃいけないなどというルールは、
私が勤め人だった頃には、無かった。
退職して、子育てが一段落したころ、
初めて目にして、異様な光景だと思った。
急ぐのであれば、隣の階段を上るのが、
私が勤め人だった頃のルールだった。

エスカレーターの近くでは、
乗る時は、中央に乗り、
エスカレーターの上では歩かないでくれという、
アナウンスが流れ続けているというのに、
それを無視したルールが、
当然のようにまかりとおっているのは、
なんとも不思議である。

アナウンスに従うことが、
まるで罪であるかのように、
真ん中に立つ者への視線は冷たい。
以前は、暗黙のルールに抵抗して、
わざと真ん中に乗ったりもしてみたが、
最近は、そんな元気も無い。
歩く人がいないときに、
こころもち中央に寄って、
抵抗の意思を示すのが関の山である。
静かに真ん中に乗れば、機械も長持ちすると思うのだが。

こういうことが気になりだしたということは、
自分がそれだけ年をとったということだろうか。