読書

姉の最近の興味は、「神社」の歴史らしい。
きっかけは、神社の祭神から、古代国家の成り立ちを探るという本を読んでから、
その方面の文献を読み漁るうち、すっかり夢中になったようだ。

私も、１冊貸してもらった。
岩波新書の「出雲と大和」という本である。
通院のお供にと考えていたので、
まだ、序章しか読んでいないのだが、
母のところで姉に会う度に、
どこまで読んだか聞かれるので、少し困っている。

私は、すっかり老眼が進んで、
ゲームをするのにも不自由していたので、
先日、久しぶりに眼鏡を作った。
直接のきっかけは、読みたかった文庫本が、やっと見つかって、
書店で中を開いたら、字が見えなくて買わずに帰ったことだ。
眼鏡屋で調べてもらったら、
近視も乱視も進んでおらず、
老眼だけが進行した状態だった。

新調した眼鏡をかけて、早速、本を買った。
活字の小さい本を買うのは３年ぶりである。
買ったのは、「フェルマーの最終定理」。
しかし、先に姉から借りている本を読まないと、
また、何処まで読んだか聞かれた時に、
返答に困りそうである。

ちなみに、母は、
眠くなるという理由で、本を薦めても読まない。
しかし、新聞や週刊誌、
そして好きな人の写真集は、よく見ている。