家計簿
書き始めはするが、なかなか続かない母の家計簿。
新年で、帳面を新しく買い、
気分も新たに、書き始めたようだが、
3週間も経たないうちに、
:面倒くさくなった。
と、言い出した。
毎日の買い物をメモするだけで、
相変わらず、収支もつけない、いい加減な家計簿だとは、
本人の弁。
亡き父には、よく、
「大福帳」だと評されたものだ。
父が倒れる少し前、
家の財産の管理を母に任せようとしたが、
母は、
:面倒だから嫌だ。
と、断ったそうだ。
:任せられても、きっと、お父さんのことだから、
帳簿をチェックして、あれこれ言うに決まってる。
と、母は警戒したのだ。
今はもう、チェックして文句をつける人はいないのだが、
面倒だと言いながらも、せっせと家計簿をつける母。
買った物を思い出しながら記録するのは、
最近、物忘れが激しくなった母には、
良いことだと思う。
新年で、帳面を新しく買い、
気分も新たに、書き始めたようだが、
3週間も経たないうちに、
:面倒くさくなった。
と、言い出した。
毎日の買い物をメモするだけで、
相変わらず、収支もつけない、いい加減な家計簿だとは、
本人の弁。
亡き父には、よく、
「大福帳」だと評されたものだ。
父が倒れる少し前、
家の財産の管理を母に任せようとしたが、
母は、
:面倒だから嫌だ。
と、断ったそうだ。
:任せられても、きっと、お父さんのことだから、
帳簿をチェックして、あれこれ言うに決まってる。
と、母は警戒したのだ。
今はもう、チェックして文句をつける人はいないのだが、
面倒だと言いながらも、せっせと家計簿をつける母。
買った物を思い出しながら記録するのは、
最近、物忘れが激しくなった母には、
良いことだと思う。