未来日記?
母の5年日記が、あと2年でいっぱいになる。
今年は、下から2段目の枠に、
日々の出来事を書き綴っているようだ。
母は、自分の日記を平気で子供や孫に見せてくれる。
:他愛のないことばかりだから。
そう言って笑っている。
先日も、
:あれは、いつのことだったかねえ。
と言いながら、日記のページをめくっていたので、
なになにと覗き込むと、
まだ、書かれてはいないはずの
2012年の欄に紙が貼られているのが目に付いた。
それも1枚や2枚ではない、
数週間にわたって丁寧に貼られているのだ。
どうしたのかと聞くと、
:自分でもわからないうちに、
間違えて色々書いてしまったみたいなの。
と言う。
紙を貼って隠したのがだいぶ前なので、
何を書いたのかは、もう忘れてしまったそうだ。
母は、欠かさず日記を書いているので、
空欄を上から順に埋めていけば良いだけなのに、
どうしてそんな突拍子もない間違いをしたのだろうかと、
母自身も訝っていた。
ひょっとすると、白紙の下には、
母の大予言が隠されているのかもしれない。
今年は、下から2段目の枠に、
日々の出来事を書き綴っているようだ。
母は、自分の日記を平気で子供や孫に見せてくれる。
:他愛のないことばかりだから。
そう言って笑っている。
先日も、
:あれは、いつのことだったかねえ。
と言いながら、日記のページをめくっていたので、
なになにと覗き込むと、
まだ、書かれてはいないはずの
2012年の欄に紙が貼られているのが目に付いた。
それも1枚や2枚ではない、
数週間にわたって丁寧に貼られているのだ。
どうしたのかと聞くと、
:自分でもわからないうちに、
間違えて色々書いてしまったみたいなの。
と言う。
紙を貼って隠したのがだいぶ前なので、
何を書いたのかは、もう忘れてしまったそうだ。
母は、欠かさず日記を書いているので、
空欄を上から順に埋めていけば良いだけなのに、
どうしてそんな突拍子もない間違いをしたのだろうかと、
母自身も訝っていた。
ひょっとすると、白紙の下には、
母の大予言が隠されているのかもしれない。