母の日記・そら豆
親戚にそら豆をもらった。
畑でとれたばかりの新鮮な鞘付きの豆が、
箱一杯あったので、母と二人で鞘をむいた。
鞘を割りながら、母は、
:そら豆は、何でこんなにふかふかなお布団にくるまっているのかしら。
と、しきりに首を傾げた。
確かに、他の豆に比べても、
そら豆の鞘の内側は、特別にふかふかしていて、
カイコの繭に似ているところから、
「蚕豆」と、当て字されることもあるらしい。
母は、
:無駄にふかふかしてる。神様って変な事を考えるよね。
と、しきりに主張していた。
そら豆をむいて、皿に盛ったら、
山にあった鞘付きの豆が、ほんの少しになった。
むいた豆を半分もらって帰ったが、
塩ゆでした新鮮なそら豆は、
それはそれは美味しかった。
畑でとれたばかりの新鮮な鞘付きの豆が、
箱一杯あったので、母と二人で鞘をむいた。
鞘を割りながら、母は、
:そら豆は、何でこんなにふかふかなお布団にくるまっているのかしら。
と、しきりに首を傾げた。
確かに、他の豆に比べても、
そら豆の鞘の内側は、特別にふかふかしていて、
カイコの繭に似ているところから、
「蚕豆」と、当て字されることもあるらしい。
母は、
:無駄にふかふかしてる。神様って変な事を考えるよね。
と、しきりに主張していた。
そら豆をむいて、皿に盛ったら、
山にあった鞘付きの豆が、ほんの少しになった。
むいた豆を半分もらって帰ったが、
塩ゆでした新鮮なそら豆は、
それはそれは美味しかった。