よくある風景
先日、母の家に行った時の事。
道中のすれ違い通信をチェックしていて、
ふと、顔を上げたら、
すぐ横では、同行した息子が、
3DSの新作ゲームに熱中していて、
テーブルの向こう側では、
母が、一旦中断していた「細菌撲滅」を再開するところだった。
3人が揃ってゲーム機に向かっているのが、
なんだか可笑しくてつい笑ってしまった。
こちらに気が付いた母も、
同じように感じたらしく、
辺りを見回して笑っていた。
しばらくして、
:あ、しまった!
と、母。
一度、ポーズしたゲームを再開しようとして、
間違えて、スタートボタンではなく、
電源ボタンを押してしまったようだ。
朝から、コツコツと積み上げてきたハイスコアが、
一瞬のうちに消えて、
落胆する母であった。
が、すぐに、気持ちを切り替えて、
電源を入れていた。
そして、いつものように、
「教授」の言うことに、いちいち文句を言いながら、
トレーニングをひとつだけやって、
リラックスのコーナーにあるミニゲーム、
「細菌撲滅」を再開した。
そして、いつものように、
:こんなのやってもリラックスしないわよねえ。
と、同意を求めてきた。
文句を言いつつ、何年も続けている母を見ていると、
リラックス以上の何かがありそうな気がした。
道中のすれ違い通信をチェックしていて、
ふと、顔を上げたら、
すぐ横では、同行した息子が、
3DSの新作ゲームに熱中していて、
テーブルの向こう側では、
母が、一旦中断していた「細菌撲滅」を再開するところだった。
3人が揃ってゲーム機に向かっているのが、
なんだか可笑しくてつい笑ってしまった。
こちらに気が付いた母も、
同じように感じたらしく、
辺りを見回して笑っていた。
しばらくして、
:あ、しまった!
と、母。
一度、ポーズしたゲームを再開しようとして、
間違えて、スタートボタンではなく、
電源ボタンを押してしまったようだ。
朝から、コツコツと積み上げてきたハイスコアが、
一瞬のうちに消えて、
落胆する母であった。
が、すぐに、気持ちを切り替えて、
電源を入れていた。
そして、いつものように、
「教授」の言うことに、いちいち文句を言いながら、
トレーニングをひとつだけやって、
リラックスのコーナーにあるミニゲーム、
「細菌撲滅」を再開した。
そして、いつものように、
:こんなのやってもリラックスしないわよねえ。
と、同意を求めてきた。
文句を言いつつ、何年も続けている母を見ていると、
リラックス以上の何かがありそうな気がした。