留守番のお供に
朝の散歩を日課にしている母だが、
先日、事情があって
家で留守番をしなければならなくなった。
手持ち無沙汰な時間を
脳トレの漢字の書き取りで潰していたら、
ついつい熱中してしまい、
夕方までやりつづけてしまったそうだ。
結果は、芳しくなかったようで、
:漢字がすっかり書けなくなった。
と、しきりに嘆く母であった。
その日は、姉の帰りが遅かったので、
玄関の前の道で体操しながら待っていたらしい。
夜八時過ぎに道端で体操する80歳の母の姿を想像してしまった。
母は、
:だって眠かったんだもの。
と笑っていた。
今年で80歳になる母に、
傘寿のお祝いをすることになった。
私の祖父が80歳になった時、
「親戚一同を招いて、お祝いをしてくれ」
という祖父に、皆、
「77歳の次は88歳だろう」
と取り合わなかったが、
ずっと後になって、傘寿というのがあるとわかった。
82歳で亡くなった祖父、
母は、今でも、ことあるごとに、
:知っていればお祝いしてあげられたのに。
と話している。
先日、事情があって
家で留守番をしなければならなくなった。
手持ち無沙汰な時間を
脳トレの漢字の書き取りで潰していたら、
ついつい熱中してしまい、
夕方までやりつづけてしまったそうだ。
結果は、芳しくなかったようで、
:漢字がすっかり書けなくなった。
と、しきりに嘆く母であった。
その日は、姉の帰りが遅かったので、
玄関の前の道で体操しながら待っていたらしい。
夜八時過ぎに道端で体操する80歳の母の姿を想像してしまった。
母は、
:だって眠かったんだもの。
と笑っていた。
今年で80歳になる母に、
傘寿のお祝いをすることになった。
私の祖父が80歳になった時、
「親戚一同を招いて、お祝いをしてくれ」
という祖父に、皆、
「77歳の次は88歳だろう」
と取り合わなかったが、
ずっと後になって、傘寿というのがあるとわかった。
82歳で亡くなった祖父、
母は、今でも、ことあるごとに、
:知っていればお祝いしてあげられたのに。
と話している。