おばあちゃんのnintendogs日記

ヤフーブログから引っ越してきました。

母の日記・天敵

新之助を飼い始めた母は、会う人ごとに、自慢している。
しかし、一人だけ例外がいる。
姉が時々連れてくる2歳の男の子。
母の曾孫である。


まだ、母が新之助を飼い始める前のことだ。
私が自分のDSで飼い始めた子犬を母に見せていたとき、
ちょうど、彼がやってきた。
本物そっくりに動き回り、声に反応する子犬たちを見て、大喜び。
いいこいいこしてね、と、指で子犬たちを撫でさせてあげた。
DSの画面は、よだれやら、手垢やらでかすんだ。
それ以来、彼は、私の顔を見るたびに、

 :わんわんみせて!

と、駆け寄ってくるようになった。
そして、何回目かに、事件は起こった。
母と私が、昼食の準備のために目を離したわずかの間に、
彼は、私の子犬のステイタス画面から、技リストに入り、
苦労して覚えさせた技を 端から忘れさせていたのである。

おそるべし、2歳児。


今日も、彼の気配を察知して、素早く新之助を戸棚の上に避難させる母である。