母の日記・数独

母の誕生日が近づいている。
誕生日に何か、新しいゲームを贈ろうと考え、
目をつけたのが、ニンテンドーＤＳのソフト、
「ＳＵＤＯＫＵ　数独」である。

母は、数年前から、
毎月パズル雑誌を買うほどの
数独ファンである。
でも近頃は、ＤＳの「細菌撲滅」にはまって、
雑誌のパズルをやらなくなり、
だいぶ腕が落ちたと嘆いていた。

そこで、試しに私が買った「ＳＵＤＯＫＵ」を
母に見せてみたのだが、
母は、ひと目見るなり、

　：こんな細かいのできないよ！

と言った。
母がいつも遊んでいる雑誌のパズルは、
このソフトのパズルより、
４倍ぐらい表示が大きい。
懸念したとおり、母は、

　：本のヤツをやるからいらないわ。

と言っていた。