母の日記・デマ
母に、近頃の脳年齢を尋ねたら、
:一昨日は、31歳、昨日は37歳だったよ。
と、教えてくれた。
そして、思い出したように、
数日前の話をしてくれた。
母の姉、即ち私の伯母が、友人たちに、
母の事を こう自慢したらしい。
:うちの妹は、すごいのよ!
脳年齢が60歳なんだから!
母は、この話を聞かされて、
当然のごとく、激怒した。
:変なデマを流さないでよね!
私、60歳だったことなんか一度も無いんだから!
伯母は、すました顔で、
:いいじゃない、みんな感心していたわよ。
と言っていたが、母があまり怒るので、
:わかった。今度訂正しておく。
と約束した。母は、
:余計な事を言わないでよ!!
と、しきりに憤慨していた。
:一昨日は、31歳、昨日は37歳だったよ。
と、教えてくれた。
そして、思い出したように、
数日前の話をしてくれた。
母の姉、即ち私の伯母が、友人たちに、
母の事を こう自慢したらしい。
:うちの妹は、すごいのよ!
脳年齢が60歳なんだから!
母は、この話を聞かされて、
当然のごとく、激怒した。
:変なデマを流さないでよね!
私、60歳だったことなんか一度も無いんだから!
伯母は、すました顔で、
:いいじゃない、みんな感心していたわよ。
と言っていたが、母があまり怒るので、
:わかった。今度訂正しておく。
と約束した。母は、
:余計な事を言わないでよ!!
と、しきりに憤慨していた。