母の日記・ラムネ
保育園で風邪を貰ってきたせいで、
曾孫は、最近保育園を休んで母の所へ来る。
その日も、風邪というには余りにも元気が良すぎる様子で
母の家に飛び込んできた。
そうして、母のDSが置かれたテーブルで、
持参してきたラムネ菓子を楽しそうに食べ始めた。
彼は、ラムネ菓子が大好きなようで
私が見かける時は、いつも持ち歩いている。
先日など、何を考えたのか、
やにわに自分の目の中にラムネ菓子を入れて
悲鳴を上げたらしいが、
それでも食べ続けるほど好きなのだった。
ラムネ菓子を食べ終わって周りを見回した彼は、
ようやく机の上に母のDSがあるのを見つけた。
:なんだあ!?
と声を上げてDSに手を伸ばそうとした彼を見て、
初めて新之助を置きっぱなしにしていたことに気づいた母は、
:さあ、なんだろうねぇ?
と、しらばっくれながらDSを片づけたのだった。
曾孫は、最近保育園を休んで母の所へ来る。
その日も、風邪というには余りにも元気が良すぎる様子で
母の家に飛び込んできた。
そうして、母のDSが置かれたテーブルで、
持参してきたラムネ菓子を楽しそうに食べ始めた。
彼は、ラムネ菓子が大好きなようで
私が見かける時は、いつも持ち歩いている。
先日など、何を考えたのか、
やにわに自分の目の中にラムネ菓子を入れて
悲鳴を上げたらしいが、
それでも食べ続けるほど好きなのだった。
ラムネ菓子を食べ終わって周りを見回した彼は、
ようやく机の上に母のDSがあるのを見つけた。
:なんだあ!?
と声を上げてDSに手を伸ばそうとした彼を見て、
初めて新之助を置きっぱなしにしていたことに気づいた母は、
:さあ、なんだろうねぇ?
と、しらばっくれながらDSを片づけたのだった。