母の日記・応援団

先日、母の所で久しぶりに甥にあったので、
面白いゲームをやらせてあげると言って、
「押忍！闘え！応援団」を遊ばせた。
私も、母と同じで、
ゲームに興味のありそうな人を見つけると
所構わず、人に勧めてしまう。
息子の学校の先生だろうが、
法事のお経を上げに来たお坊さんだろうが・・・。
自分でも、後で、やりすぎたと反省はしている。

その日、甥は楽しそうに、イージーモードの
”ねらいうち”と”リンダリンダ”をクリアした。
母は、横で見ていて、

　：これ知ってる！３人で暴れるやつだよね！

と、言った。
そう言えば、だいぶ前に
母にも、ハードモードの”ねらいうち”の
リプレイを見せたことがあった。
母にとっては、応援団の力強い演舞も、
暴れているようにしか見えなかったようである。

甥は、覗き込んでいる母に、

　：そういえば、犬は元気？

と、お愛想を言った。
母は、

　：新之助は、それはもう、すごいのよ！

と言って、にこにこしながら胸を張ったが、
何がどう凄いのかは、結局、謎のままだった。