母の日記・ゲームのある風景

母にニンテンドーDSを贈ってから４ヶ月半。
はじめのうちは、いつ放り出すかとはらはらしていたが、
いつの間にか、遊ぶソフトも３本に増え、
母は、毎日のゲームライフを満喫しているようである。

　：ちょこっと遊んですぐに止められるところがいいのよ。

と、全くゲームを遊ばない私の姉にも勧めたりしている。

実は、母がニンテンドーDSで遊んだゲームは、
nintendogsが最初ではない。
まだ、ニンテンドーDSが、発売されて間もない頃、
本体と一緒に買った「直感ヒトフデ」を持って、
母の所へ遊びに行った。
母は、テレビでニンテンドーDS発売のニュースを見ていて、

　：これが、そうなのね。

と、興味津々だった。
「直感ヒトフデ」のチュートリアルモードを
面白がって遊んでいたが、
こういう問題が全部で100問ほどあるというと、

　：そんなには、いいや。

と言って、返してよこした。

あれから10ヶ月経った。
来月その「直感ヒトフデ」が、
「通勤ヒトフデ」というタイトルで、
ゲームボーイアドバンス用のソフトとして発売される。
私は今、ずっと空いたままになっている
母のニンテンドーDSのアドバンス用のスロットに
このソフトをさして見たいという誘惑に駆られている。