おばあちゃんのnintendogs日記

ヤフーブログから引っ越してきました。

母の日記・罪悪感

nintendogsで子犬を飼ったことがある人間なら、
餌をやるのを忘れて、自分の子犬が
おなかペコペコになっていた時や、
忙しかったり、他のことに夢中になっていたりして
子犬の世話をしなかった時に、
子犬に対して罪悪感を持ったことは
少なからずあるのではないだろうか。
だからといって、毎日の世話に
窮屈な義務感を持つ必要はないと思うが。

母も、新之助を飼い始めた頃は、
私が、お世話をさぼると子犬が逃げ出すと言ったせいで、
かなりの強迫観念を持っていた。
しかし、どうやら、逃げ出しても
口笛ボタンで根気よく呼び続ければ
帰ってくるらしいと聞いてからは、
具合の悪い時は散歩も休むし、
母の姉と「やわらかあたま塾」に興じていて
忘れてしまった時もあった。
そんな時でも、母には、罪悪感を感じている気配はあまりない。
新之助のおなかがペコペコになっているのを見て、

 :ペコペコだって、可愛い!!

と、喜んでいるし、あまりかまってやらなかったせいで
いうことを聞かなくなった新之助に、

 :いうことを聞かないから今日のお散歩はなし!

などという理不尽な事を言ったりしている。

nintendogsというゲームにはエンディングがない。
それは、ずっと飼い続けなければならないという事ではない。
それぞれのプレイヤーが、それぞれの付き合い方で
ゴールを決めていいということだ。
母のゴールは、私には見えない。
新之助のデータが消えるまで飼い続けるかも知れないし、
ある日突然、飽きるかも知れない。

ちなみに、母は、同様にエンディングのないゲーム、
脳を鍛える大人のDSトレーニング」の
毎日のハンコを押すことは
始めて間もなく、やめてしまった。

 :教授の物言いが、なんだかいやらしい。

というのがその理由だそうだ。