母の日記・大介君

75歳の母は、これまで、私がいくら勧めても
nintendogsのすれ違い通信をしようとしなかった。
中継所ができた時のお知らせに書かれていた一文

　　※愛犬があなたのＤＳから居なくなることはありません。

を見せても、

　：大企業は、いつも上手いことを言って庶民を騙すんだよ。

と、全く信用せず、私も、もう諦めていた。
それでも、母の所へ行く時は、
道中必ずすれ違い通信をして、余所の子犬が遊びに来ても
自分の犬が迷子にならないことを
アピールし続けてきた。
８月半ば過ぎから始まった、
大介君とぽんたの日本縦断すれ違いの旅の事も、
早速母に伝えた。母は、

　：大変なお仕事だねえ。

と、驚いていたが、思うところがあったのか、
先日、買い物のために駅で母と待ち合わせをした時、
こんな事を言い出した。

　：新之助も連れてくれば他の子犬と遊べたかもね。

母には、まだちゃんと通信設定のやり方を教えていないのだが、
そろそろ教えておいた方が良いかも知れない。
その時は、母がかたくなに拒否しているおばあちゃん用の顔アイコンを
私と同じ大人の女性用のアイコンにしてあげようと思う。