ゲームの思い出・消えたプリンセス

１９８６年１２月にファミコン・ディスクシステムのソフトとして
発売された　”消えたプリンセス”。
このゲームには、カセットテープが同梱されていた。
ゲームの内容は、タイトルのとおり、
行方知れずになったお姫様を捜すアクションアドベンチャーだった。
購入してから順調に捜査を進めていた私だったが、
あるところで行き詰まり、全く進めなくなってしまった。
説明書に書かれていた

　　カセットテープの中に謎を解くカギが・・・

というヒントを頼りに、テープを聴きまくった。
テープの内容は、シナリオをドラマ仕立てにした物と、テーマソングだった。
何回も繰り返し繰り返し聴いたので、
テーマソングのサビの部分は今でもハッキリと耳に残っている。

いっこうに謎が解ける気配はなく、攻略を諦めてから数ヶ月が経過した頃だった。
ふと目にしたゲーム雑誌の質問コーナーに、その答えはあった。

　２コンのマイクに叫べ

その後、なんとかエンディングに辿り着くことが出来た私だが、
それ以来、ゲームの謎解きに行き詰まると、
一応２コンのマイクに叫んでみる事が、習慣になってしまった。


ファミコンがスーパーファミコンにかわり、
コントローラーからマイクが消えたことで
影を潜めていたこの習慣が、
ニンテンドーDSの登場で復活したことは言うまでもないが、
DSのあるゲームの攻略には大変役立ったことを言い添えておきたい。