ゲームの思い出・ドラゴンクエスト２

nintendogsのすれ違い通信が、いつのまにか５０人を突破していた。
そんなことになるとは思っていなかったので何の記録も残していなかった。
記念すべき第一号のすれ違いフレンドさんの記録が上書きされてしまった時、

　　へえ～、この人飼い主名も飼っている犬もすっかり変わっちゃったなあ。
　　かわいいって言ってたけど飽きて他の人にあげちゃったのかなあ。

などと脳天気に考えていた馬鹿な私。
次のすれ違いで、初めて上書きされていたことに気が付いたのだった。
記録しておかなければどんどん消えてゆく。
まさに、一期一会。

こんなずぼらな人間である私が、唯一記録し続けていることがある。
これまで１９年間プレイしてきたゲームのタイトルである。
数えてみたら、７６８タイトルあった。
凄くやり込んだ物もあれば、そうでない物もある。
感動した物もあれば、壁に叩き付けたくなった物もあった。
そんなゲームの思い出を　大部分が失敗談だが、
忘れないうちに　少しずつ書いてみようと思う。

で、ドラゴンクエスト２である。
１９８７年にファミコンのカセットで発売された時、まだ小さかった息子を
背中にくくりつけてデパートの行列に並んだ。
私がクリアするのを待って、夫もやり始めた。
夫は、会社から帰ると、深夜までやり続けていた。
そういう時は、私は息子と一緒にさっさと寝てしまう。
夜中の２時頃だったろうか。ふと、目を覚ますと、
夫が、枕元に正座して、じいっとこっちを見つめていた。
そして、ビックリして飛び起きた私に、こう言った。

　：すいもんのかぎが　見つからないんだ。