世界樹の迷宮Ｘ

ずっと気になっていたゲームを買った。
シリーズ最後の作品と言われていたので、ゆっくり遊びたいと思っていた。
３ＤダンジョンＲＰＧのマップを方眼紙に描くのが好きだったから、
このシリーズは、本当に楽しみだった。
もう作らないというのは、寂しかった。

最後なので、難易度選択で、
このゲームを長く楽しんできた人にお勧めされている難易度、
エキスパートで遊んでみることにした。

思い返せば、昔のゲームには難易度選択などなく、
始めたら有無を言わさずエキスパートの世界に放り込まれたものだ。
時は流れて、最近では、ピクニックモードというお手軽なものまで用意されている。
楽してマップだけ描きたい私は、
前作では、迷わずピクニックモードを選んだ。

ピクニックの難易度にならされていたので、
まず、最初に出会った敵に度肝を抜かれた。
何とか倒して、そのまま町へ引き返した。
戦利品を道具屋に売ってそのお金で宿に泊まる。
そしてまた迷宮へ、これを繰り返してマップを完成させる。
マップは、ほぼ完成したが、
迷宮のボスが倒せなくて、とうとう難易度を一つ下のベーシックにした。
このゲームは、途中で難易度の変更が可能である。
ただし、
ヒロイックは、難易度こそエキスパートと同じだが、ゲーム開始時にしか選べず、
一番易しいピクニックは、一度でも選ぶと以後は変更出来なくなる。

ベーシックモードで無事にボスを倒し、
そのまま次の迷宮に進んだが、
このシリーズのもう一つの特徴である目視できる強敵がうろついているのを発見し、
もう、ピクニックにしたい気分になってきた。

マップを描くのは相変わらず楽しいので、
久しぶりにゲームで徹夜してしまった。
危険なので枕元には置かない方が良いようだ。