おばあちゃんのnintendogs日記

ヤフーブログから引っ越してきました。

ポケモン+ノブナガの野望

ニンテンドーDSの新作ソフト「ポケモン+ノブナガの野望」を買った。
最初にこのゲームの発売を知った時は、
ポケモンと名の付くものは、色々遊んできた私も、
これだけは、ありえないと思ったものだった。

光栄の歴史シミュレーションゲーム信長の野望」シリーズを遊んだのは、
1988年3月発売のファミコンソフト「信長の野望 全国版」が最初だった。
タイトルになっている信長は、周囲を有力な武将に囲まれ、
三河と甲斐を獲った後は、ほとんど身動きがとれず、
私の力では、その野望を実現することは出来なかった。
雑誌の攻略記事の勧めどおりに、四国から全国統一したのを覚えている。
今回「ポケモン+ノブナガの野望」を遊んでみて、
ゲームのスタート地点が、全国版以前の「信長の野望」の
ちょうど四国あたりから始まっていたため、
余計に懐かしく思い出されたのかもしれない。

当時、私が遊んでいたのを見て、手を出した甥が、
暗殺ばかりやっていたことも、思い出したが、
シミュレーションゲーム入門編として、
システムが大幅に簡略化された今回のポケモン版ノブナガは、
忍者を送ることなどしなくても敵国の情報は見放題だし、
国を奪うには、正々堂々と「イクサ」を挑むしかない。
一揆も飢饉も存在せず、
内政は、ひたすら自軍を鍛えたり、
装備アイテムを買うための金山での採掘、
在野の武将やポケモンのスカウトに費やされる。

戦国武将とポケモンは、どう考えてもミスマッチだが、
ポケモンの相性やトレーナー(このゲームでは武将)とのリンクを
上手く使った戦闘システムは、よく考えられている。
有力な武将以外のグラフィックのパターンが少ないのが残念だが、
イベントごとに登場するパートナーのオイチの表情は、
とっても可憐で毎回癒される。

ポケモンのゲームは、クリア後も色々と遊べるのが恒例で、
本作も、クリア後のイベントが多数用意されているらしい。
かく言う私は、まだ全国統一を成し遂げてはおらず、
脇道にそれて、配下の武将のベストパートナーを探してウロウロしている。
各武将とポケモンには相性があって、%で表示されているのだが、
たまに、野生のポケモンの中に、
相性が100%となるベストなポケモンがいるのである。
主人公や有力武将は、最初から100%のパートナーを連れているので、
配下の者たちにもそんな出会いをさせてあげたいという、
仲人根性からのおせっかいである。

ともあれ、長く遊べる1本であることは間違いないだろう。