Ｗｉｉ Ｍｕｓｉｃ

Ｗｉｉの新作ゲーム「Ｗｉｉ　Ｍｕｓｉｃ」を遊んでみた。
６０種類以上の楽器を演奏できるというゲームだ。
中には、動物やチアガール、格闘家などといった
楽器でないものも含まれているようだが。

導入部で、案内されるままに、
適当にリモコンを振ってＭｕｓｉｃクリップという、
演奏のリプレイ動画を作成する。
演奏するステージによって様々な演出があり、
オリジナルのジャケットも作ることができる。

ここまでは、正直、微妙な感じだったのだが、
いくつかクリップを作るうちに、
演奏の上達レッスンが始まり、
一生分の「キラキラ星」を演奏させられ、
更にその応用編ともいえる「ドレミの唄」に進む頃には、
このゲームにどっぷりと浸かっていた。
曲の全パートを自分の演奏を重ねることで作っていく楽しさ、
ゲームを中断して「似顔絵チャンネル」に行って、
パートにあったＭｉｉをわざわざ新たに作ってみたり、
演奏するステージを変えてみたり、
曲の途中でアクションを入れてみたり…
凝りだすと、あっという間に時間が過ぎてゆく。

完成したクリップには自己採点で得点をつける。
クリップは１００個まで保存され、
１００を越えると点の低いものから消えていく仕組みらしい。
私は自分に甘い人間なので、自己採点も大甘である。

本体コードを相互登録していれば、
Ｗｉ－Ｆｉ通信で同じゲームを持っている人と
自作のクリップを見せ合うことができるのだが、
送られて来たクリップの完成度の高さに驚いた。
うちのクリップのランキング上位は、
すっかり戴き物の力作で独占されている。

このゲームには、ハンドベル、音感テスト、オーケストラ指揮という
３つのミニゲームも収録されている。
ミニゲームというだけにボリュームは少なめだが、
どれも楽しめるゲームである。