箱庭生活 ひつじ村ＤＳ

先月２６日に発売されたＤＳのソフト、
「箱庭生活　ひつじ村ＤＳ」を買った。

全体の雰囲気は、ほのぼのとしているが、
自給自足のリアルなスローライフが体験できると謳っているだけあって、
ゲームの中で、育てた家畜を肉にしたり、
去勢したりといったことまで、可能である。
家畜の餌になる牧草は、
種を蒔いて放置しておくと勝手に成長していき、
刈り取りを怠ると花が咲き、家畜の餌にできなくなるのだが、
時期を過ぎたものも、ちゃんと藁として収穫出来、
それで収穫物を入れる籠を編めるので無駄にはならない。
カボチャを収穫した後の野菜くずも、
ニワトリやアヒルなどの餌にしたり、
堆肥を作るのに役立ったりする。

既にシリーズとして長く続いている
「牧場物語」に似ているが、
ぼーっとしていても時間が経過する「牧場物語」とは違い、
一定の作業量をこなすと、翌日になるシステムなので、
より計画的に一日の作業量を考えることが必要になる。
例えば、同じ作物の種をいっぺんにたくさん蒔くと、
収穫時期が重なって結果的に畑で腐らすことになるので、
少しずつ時期をずらしてみたりして、
自分で工夫する楽しみがある。
このゲームでは作物に水をやる必要が無いので、
種を蒔いた後、収穫までの間に他の作業をしたり、
作業が無い日は、ボタンひとつで翌日にする事も可能である。

「牧場物語」と違って家畜とのふれあいが無いのは、
後で肉にするという事情があるからだと思われるが、
♂♀両方飼っていると勝手に生まれてくる赤ちゃんたちは、
ただ眺めているだけでも充分に可愛い。