おばあちゃんのnintendogs日記

ヤフーブログから引っ越してきました。

ゲームの思い出・ドラゴンクエスト

私が、今では有名なRPGの人気シリーズになっている
このゲームで遊んだのは1986年6月のことであった。
始めに、主人公の名前を入力することも、
ゲームが始まって、王様が、その名前で呼びかけてくることも、
初めてだった私は、とても驚き、嬉しかった。
地図トレースの一級技能を生かして、
大学ノートにアレフガルドの精密なマップを書き、
様々な未解決の謎を書き込んで、攻略にいそしんだ。

しかしある時、あるアイテムの探索法で、
最大の壁にぶち当たった。


(以下は、謎解きに関するネタバレなので、
ドラゴンクエスト」をこれからプレイされる方は、
クリアしてから、お読みになることを強くお薦めします。)
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そのアイテムの情報は、次のようなメッセージによってもたらされた。

 ラダトームのおしろまで北に70西に40のばしょをさがせ

そして、私の探索が始まった。
その時点で、既に王女を助けていた私の道具の中には、
「おうじょのあい」という、
城からの座標を知ることが出来るアイテムがあったのだが、
その機能に気づかなかった私は、
城から、一歩一歩数えながら、目標地点を探したのである。
それは、過酷な旅であった。
数えている最中にも敵は出現する。
ケチな私はせいすいを使うことをしなかったから、
突然の敵の出現で、何度も数え直しを余儀なくされた。
せっかく数えても、行き止まりだったり、
迷路のような地形に迷わされたり・・・。
私の書いたマップには、それぞれの橋や町に、
北12東34とか、東20南36というように、
座標が書き込まれている。
何日間にも渡る、無駄な苦闘の成果である。

私が「おうじょのあい」の真の使い方を知ったのは、
後のシリーズで、ローラ姫にまつわるアイテムを入手した時であった。
真実を知った時、この思い出は私の中で、
恥ずかしい記憶に変わったのだった。