母の日記・食べ残し

「nintendogs」で、これまで、中型犬しか飼っていなかったため、
子犬に餌をあげると、必ず少し食べ残すのが気になっていたが、
大型犬のラブラドールレトリーバーの子犬を飼い始めて、
その子犬が、出された餌をきれいに全部食べる様子を見て、
あれは、この子犬に合わせた分量だったのだと、ようやく納得できた。

ある時、大型犬と中型犬２匹にしておいたら、
餌はいつもの分量で足りたが、
水は、中型犬が喉が潤うまで飲めたのに、
一緒にいる大型犬は、まだ満足できずに
カラになった器をいつまでも舐めていた。
喉の状態も「ふつう」で、満足していない様子が窺われた。

母に、この話をしたら、

　：カラの器を舐めるなんてお行儀が悪い！

と、怒られた。そして、

　：その組合せは不経済なんじゃないの？

と、毎日大量に食べ残しをする新之助のことは棚に上げて、
勝手なことを言っていた。

それで、試しに大型犬１匹にしてお世話をしてみた。
「すいている」「かわいている」では、
食べ残しや飲み残しは一切無い。
更に、「ペコペコ」「カラカラ」でも、
一回分の餌と水で、「まんぷく」「うるおっている」になった。
しかし、これでは、中型犬が加わった時に、大型犬が満足に
水が飲めなかったことの説明がつかない。
考えられる理由としては、
実験に参加した中型犬が、その時だけは水を大量に飲んだか、
２匹でいることによって食欲が増したとかだが、
どちらにしても、あまり、上手い説明にはなっていない。

もしも「ペコペコ」「カラカラ」の大型犬２匹で
試す機会があったとしたら、
餌の争奪戦が見られるかもしれない。
それとも、２匹揃ってカラの器を舐めるのだろうか。
母に話したら、また、怒られそうである。