おばあちゃんのnintendogs日記

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ゲームの思い出・がんばれゴエモン~ゆき姫救出絵巻

1991年7月、スーパーファミコンのソフトとして発売されたこのゲームを
私は、当時小学2年生だった息子と二人で遊んでいた。
このゲームの二人同時プレイでは、
片方のキャラが、もう片方のキャラに
おんぶして貰うことが出来た。
だから、アクションが難しい所では、
私はいつも息子の操るキャラの背中におぶさって、
攻撃ボタンを連打しているだけで良かった。
そうやって、何度も最終面をクリアしていた。

ある日、息子の同級生が来て、このゲームを一緒に遊んだ。
息子は、とびとびに設置された足場を敵の攻撃を避けながら、
友人のキャラを背負って、ジャンプしながら進んでいく。
その時、手元が狂って、背負ったキャラもろとも
落下してしまった。
後ろで見ていた私が、息子の友人に、
そういう時は、落ちる瞬間に背中からジャンプすれば、
君だけは助かるよと、教えた。
すると、こちらを振り返った彼が、
にっこり笑ってこう言った。

 :大切な友達を見捨てて自分だけ助かるなんて事、
  僕には出来ませんよ。

いつも、落ちてゆく息子を見捨てては、
ゲームオーバーを回避していた私には、
耳の痛い言葉だった。