おばあちゃんのnintendogs日記

ヤフーブログから引っ越してきました。

ゲームの思い出・天空のレストラン

2000年11月、
プレイステーションで発売されたこのゲームを
毎日家族で遊んでいた。

このゲームはボードゲームのようなマップの上で、
それぞれのマスに配置された食材を集めながら
高く売れる料理を作り、
それを歴史上の人物の姿をした「ギャルソン」に持たせ、
マス目に配置することで、
そこを通る他のプレイヤーに強制的に食べさせて、
高額の食事代を取り合うゲームである。

一応主婦歴は長いので、そこそこ料理の知識はあるが、
このゲームでは、開始時にパートナーとなるシェフを選択させられるため、
そのシェフが得意でない料理は作れないようになっている。
しかも、対戦相手は容赦なく私の鍋に要らない食材を放り込んでくる。
そして、私の鍋の中の料理はあっという間に、
見る影もない失敗作の「闇料理」となってしまう。

コースにあるショップにはそんな攻撃を防ぐアイテムなども売っていて、
なかなか戦略的なプレイが楽しめる。
好物を差し出されると、ギャルソンがプレイヤーを裏切って敵に寝返るため、
ゲーム終盤になっても、気が抜けない。

作った料理が図鑑として記録されるなどのコレクションの要素も楽しかった。


このゲームで、「闇料理」を作らされるたび、
思い出す言葉があった。
それは、家族で食卓を囲んでいたときに、
夫が息子に向かって言った言葉だ。

 :どんなに不味くてもお母さんの作った料理は、文句を言わずに食べろ。

私の料理は彼らにとっては「闇料理」だったのだろうか。
おかげで息子は好き嫌いの少ない子に育ったが。