ゲームの思い出・七ツ風の島物語
私がこのゲームと出会ったのは、
1997年11月のことだった。
セガサターンのアクションアドベンチャーゲームだったが、
ストーリーをクリアした後も
しばらくその世界から離れたくないと思わせる、
独特の雰囲気を持った作品だった。
しかし、私は、このゲームを遊び始めた時、
取り返しのつかない失敗をした。
それは、ゲーム開始時にさりげなく聞かれたある質問に、
うにどん
と、答えてしまったことだ。
ゲームを始めた私は、そのことをすっかり忘れていたのだが、
ストーリーが佳境に入ると、
突然「うにどん」は重要なキーワードになっていった。
感動的なエンディングも
それが「うにどん」であったために、
ぶち壊しだった。
エンディング画面を見ながら、
私は、あの時「うにどん」と入力したことを
心の底から悔やんだ。
そして、もし、次の機会があるなら、
絶対にこんな失敗はするまいと心に誓った。
だが、それからほどなく、
このゲームを開発した会社が解散したという話をきいた。
こうして、私の失敗は、失敗のまま、思い出となったのだった。
1997年11月のことだった。
セガサターンのアクションアドベンチャーゲームだったが、
ストーリーをクリアした後も
しばらくその世界から離れたくないと思わせる、
独特の雰囲気を持った作品だった。
しかし、私は、このゲームを遊び始めた時、
取り返しのつかない失敗をした。
それは、ゲーム開始時にさりげなく聞かれたある質問に、
うにどん
と、答えてしまったことだ。
ゲームを始めた私は、そのことをすっかり忘れていたのだが、
ストーリーが佳境に入ると、
突然「うにどん」は重要なキーワードになっていった。
感動的なエンディングも
それが「うにどん」であったために、
ぶち壊しだった。
エンディング画面を見ながら、
私は、あの時「うにどん」と入力したことを
心の底から悔やんだ。
そして、もし、次の機会があるなら、
絶対にこんな失敗はするまいと心に誓った。
だが、それからほどなく、
このゲームを開発した会社が解散したという話をきいた。
こうして、私の失敗は、失敗のまま、思い出となったのだった。