おばあちゃんのnintendogs日記

ヤフーブログから引っ越してきました。

ゲームの思い出・牧場物語

1996年夏、私は、スーパーファミコンでこのゲームを遊んでいた。
プレイヤーは、主のいなくなった荒れ果てた牧場を
活気のある牧場に再生するために、毎日せっせと働くのだ。
このゲーム、昼間は刻々と過ぎてゆく時間が、
夜になると、ベッドに入らない限り、止まったままだった。
だから、山の温泉で体力を回復しつつ、
一夜にして、広大な牧場を農地にすることが可能だった。
夏の間、思う存分に農作業をし、
家畜に餌をやるぐらいしかすることのない冬は、
疎遠だった近所の住人を訪ねたり、
競走馬の名前を付けた愛馬の調教と称して
雪の積もった農地に障害レースのコースをつくって
勝手に遊んだりしていた。

この3年後、ニンテンドー64で「牧場物語2」が発売され、
私もそれを遊んだのだが、
2では温室が作れるようになったため、
冬も農作業で忙しく住人とふれあう暇がなかった。
エンディングで牧場を訪れた父親に、
「おまえ友達少ないな。」
と言われて、心底凹んだことが、忘れられない。


昨日、シリーズ最新作の「牧場物語 しあわせの詩」を
ちょこっと遊んでみたが、
猫の額ほどの土地に、資材置き場だけがあるのを見て、
無性にスーパーファミコン版が恋しくなった。