おばあちゃんのnintendogs日記

ヤフーブログから引っ越してきました。

ゲームの思い出・バテンカイトス

2003年12月にゲームキューブのソフトとして発売された
このゲームを語ることには、今でも若干のためらいがある。
このブログにゲームのことを書くときは、若干の例外はあるが、
ネタバレをしないように気をつけている。
しかし、このゲームにまつわる思い出を
ネタバレ無しに語ることはとても難しいのだ。

だが、今、この時期に、
どうしても書いておきたくなった。
プレイしていない人に魅力が伝わるかどうか不安ではあるが。


私は、このゲームのような
ロールプレイングゲーム」と称される分野のゲームが好きで、
もう何本も遊んでいる。
そうした経験上、謎を解くときやキャラクターを育てるときの
効率的な方法論と言うものを自分の中に持つに至った。
パワーアップアイテムを誰に使えば一番効率的か、
どの時点で誰をどこまで育てておくか、
イベントが起きる前に次の展開を予想して手を打ち、
予想が的中したことに満足する。
いつの間にか、そんな遊び方をするようになってしまっていた。

しかし「バテンカイトス」は、いい意味で
それらをすべて裏切っていった。
2枚組みのディスクの1枚目が終わったとき、
それ以降の展開が全く読めない心細さに、
数十時間を費やしたデータを消して、
1からやり直そうかと思うほどの衝撃をうけた。
結局は、そのままゲームを進めて、無事エンディングに辿り着いたのだが、
それまでのプレイで、これまで積み上げた方法論は、
粉々に砕け散っていた。

その「バテンカイトス」の続編が後数日で発売になる。
あれから2年と少し、その間にまたコツコツと作り上げた私の方法論を
今回もいい意味で裏切ってくれるのだろうか。